読書考

読書考

【 医書同源 読書考⑩前編1~5】「ひと月10冊」『栗山英樹の思考―若者たちを世界一に導いた名監督の言葉』ほか

1『栗山英樹の思考-若者たちを世界一に導いた名監督の言葉』(栗山英樹、ぴあ、2024) 著者はファイターズのチーフ・ベースボール・オフィサー著者の栗山氏は、北海道日本ハムファイターズの監督だった時、ドラフト1位で獲得した大谷翔平選手を前人未...
読書考

【 医書同源 読書考⑨後編6~10】「ひと月10冊」『進撃のドンキ―知られざる巨大企業の深淵なる経営』ほか

6『進撃のドンキ―知られざる巨大企業の深淵なる経営』(酒井大輔、日経BP、2024) 著者は日経BPロンドン支局長あちこちの街中で「驚安の殿堂 ドン.キホーテ」の看板を見かけるようになりました。まさに快進撃のドンキ、創業35年にして、いまや...
読書考

【 医書同源 読書考⑨前編1~5】「ひと月10冊」『悩み・不安・困った!を専門医がスッキリ解決 緑内障』ほか

1『悩み・不安・困った!を専門医がスッキリ解決 緑内障』(平松類、新星出版社、2024) 著者は二本松眼科病院副院長緑内障になると「失明する」「人生も終わり」と、私自身もそうでしたが不安に思いがちです。本書は、「失明を99%防ぐ治療とセルフ...
読書考

【 医書同源 読書考⑧後編6~10】「ひと月10冊」『温泉旅行の近現代』ほか

6『温泉旅行の近現代』(高柳友彦、吉川弘文館、2023) 著者は一橋大学大学院経済学研究科講師著者は、温泉の魅力を観光行楽、健康志向、インバウンドなど多様な視点から考察。バブル崩壊・コロナ禍に直撃された温泉地は、どのように苦境を脱し活況が戻...
読書考

【 医書同源 読書考⑧前編1~5】「ひと月10冊」『絵で巡るアルプスの名峰』ほか

1『絵で巡るアルプスの名峰』(塚本良則、白山書房、2024) 著者は東京農工大学名誉教授(農学博士、専門は森林水文学・砂防学)関東森林管理局で、塚本先生と私はご一緒する機会がありました。ときには日光男体山や富士山などの現地視察に行き、治山・...
読書考

【 医書同源 読書考⑦後編6~10】「ひと月10冊」『昭和高校球児物語』ほか

6『昭和高校球児物語―前高完全試合のキセキ』(川北茂樹、ぐんま瓦版、2024) 著者はザイマックス取締役今年の夏の甲子園野球も大熱戦のうちに幕を閉じました。本書は、今から46年前(昭和53年)、甲子園史上初の完全試合を達成した時の群馬県立前...
読書考

【 医書同源 読書考⑦前編1~5】「ひと月10冊」『楽しき囲碁人生』ほか

1『楽しき囲碁人生―上達の秘訣と思い出の対局』(鎌田清、上毛新聞社、2019) 著者は上毛新聞社囲碁観戦記者著者は地方新聞社の観戦記者であり、地元アマチュア囲碁界に詳しいです。本書には、「思い出の対局」として22局の観戦譜が収録されています...
読書考

【 医書同源 読書考⑥前編1~5】私の読書から「ひと月10冊」、寸評書評

今回より前後2回に分けたいと思います。よろしくお願いいたします。1『0円で生きる―小さくても豊かな経済のつくり方』(鶴見済、新潮社、2017) 著者はフリーライター本当に「0(ゼロ)円で生きる」ことができるのか?というのは野暮な疑問。「資本...
読書考

【 医書同源 読書考⑤】私の読書から「ひと月10冊」、寸評書評

猛暑続きの日本列島、読書に親しんで暑さを忘れたいです。1『新幹線をつくった男―伝説のエンジニア・島秀雄物語』(高橋団吉、PHP文庫、2012) 著者は作家驀進する黒い巨体デゴイチ(D51)をつくった人物は新幹線もつくったのですね。その人物こ...
イゴノミクス

【イゴノミクスの世界 読書考④】『経営戦略 大事なところだけ事典』(日本実業出版社、2024年)―経営戦略は「着眼大局・着手小局」!

著者は「やさしいビジネススクール学長」の中川功一氏。デフレ脱却もままならない低空飛行の続く日本経済にあって、そこへ生成AIなど超IT化やグローバリゼーションの大波が押し寄せ、企業経営にとって厳しさが増しています。本書はいかに経営の舵取りをす...