読書考 【 医書同源 読書考⑧後編6~10】「ひと月10冊」『温泉旅行の近現代』ほか 6『温泉旅行の近現代』(高柳友彦、吉川弘文館、2023) 著者は一橋大学大学院経済学研究科講師著者は、温泉の魅力を観光行楽、健康志向、インバウンドなど多様な視点から考察。バブル崩壊・コロナ禍に直撃された温泉地は、どのように苦境を脱し活況が戻... 2024.11.01 読書考
読書考 【 医書同源 読書考⑧前編1~5】「ひと月10冊」『絵で巡るアルプスの名峰』ほか 1『絵で巡るアルプスの名峰』(塚本良則、白山書房、2024) 著者は東京農工大学名誉教授(農学博士、専門は森林水文学・砂防学)関東森林管理局で、塚本先生と私はご一緒する機会がありました。ときには日光男体山や富士山などの現地視察に行き、治山・... 2024.10.24 読書考
読書考 【 医書同源 読書考⑦後編6~10】「ひと月10冊」『昭和高校球児物語』ほか 6『昭和高校球児物語―前高完全試合のキセキ』(川北茂樹、ぐんま瓦版、2024) 著者はザイマックス取締役今年の夏の甲子園野球も大熱戦のうちに幕を閉じました。本書は、今から46年前(昭和53年)、甲子園史上初の完全試合を達成した時の群馬県立前... 2024.10.02 読書考
読書考 【 医書同源 読書考⑦前編1~5】「ひと月10冊」『楽しき囲碁人生』ほか 1『楽しき囲碁人生―上達の秘訣と思い出の対局』(鎌田清、上毛新聞社、2019) 著者は上毛新聞社囲碁観戦記者著者は地方新聞社の観戦記者であり、地元アマチュア囲碁界に詳しいです。本書には、「思い出の対局」として22局の観戦譜が収録されています... 2024.09.25 読書考
読書考 【 医書同源 読書考⑥前編1~5】私の読書から「ひと月10冊」、寸評書評 今回より前後2回に分けたいと思います。よろしくお願いいたします。1『0円で生きる―小さくても豊かな経済のつくり方』(鶴見済、新潮社、2017) 著者はフリーライター本当に「0(ゼロ)円で生きる」ことができるのか?というのは野暮な疑問。「資本... 2024.08.28 読書考
読書考 【 医書同源 読書考⑤】私の読書から「ひと月10冊」、寸評書評 猛暑続きの日本列島、読書に親しんで暑さを忘れたいです。1『新幹線をつくった男―伝説のエンジニア・島秀雄物語』(高橋団吉、PHP文庫、2012) 著者は作家驀進する黒い巨体デゴイチ(D51)をつくった人物は新幹線もつくったのですね。その人物こ... 2024.07.30 読書考
イゴノミクス 【イゴノミクスの世界 読書考④】『経営戦略 大事なところだけ事典』(日本実業出版社、2024年)―経営戦略は「着眼大局・着手小局」! 著者は「やさしいビジネススクール学長」の中川功一氏。デフレ脱却もままならない低空飛行の続く日本経済にあって、そこへ生成AIなど超IT化やグローバリゼーションの大波が押し寄せ、企業経営にとって厳しさが増しています。本書はいかに経営の舵取りをす... 2024.06.19 イゴノミクス読書考
読書考 【読書考③】『中国語は不思議 「近くて遠い言語」の謎を解く』(新潮社、2022年)を読む―『解体新書』は日本語?中国語? 著者の橋本陽介氏によると「日本語の語彙の半分程度は漢語が使われている」そうです。発音は難しくとも、日本人の習得しやすさナンバーワンは中国語とのこと。氏によると、本書は普通のテキストにはない「裏側の話をする本」という。私はといいますと、高校の... 2024.06.02 読書考
読書考 【読書考②】『ごまかさないクラシック音楽』(新潮社、2023年)を読む―20世紀、クラシックの「終焉」!? この本のタイトルをみたとき、私は「クラシック音楽は人をごまかさない」と思って手に取りましたが、そうではありません。著者によると「ごまかさないでクラシック音楽を語る」ということでした。最初から終わりまで全342ページ、二人の対談形式で構成され... 2024.05.23 読書考
読書考 【読書考】西鉄ライオンズ 豊田泰光、大谷翔平を語る 大谷選手が日本人メジャー最多のホームランを打ちました。 思い出したのが『豊田泰光 108の遺言』(ベースボール・マガジン社、2013)の一節。豊田氏は、黄金期・西鉄ライオンズの主力選手、団塊の世代の野球ファンなら知らない人はおそらくいないで... 2024.04.29 読書考