(ゼミ長)このシリーズ、今日でおしまいですよね!
(先生)はい、お金の役割、6回もなんて、チンキロッカイ(新記録かい)な?
お金は、ぞんざいに扱うとすぐなくなる厄介な存在。松尾くんから?
(松尾くん)お金が経済を動かすけん。「資本主義」ば引っ張ってきたとが株式会社。500も会社つくった渋沢栄一、名をAⅠ(エイイチ)なんて書くっと、今のAI(エイアイ)時代ばい!進取の渋沢精神、甦る(読み替える)たい!
(高橋さん) 日本だけどね、現金・預金持ってる人50%で一番多い、株は15%と少ない、アメリカと逆。株、人気ないわ。あの松下幸之助さん、「国民総株主」で経済の繁栄!って呼びかけたらしい。
(井上くん)高度成長の頃?分かるのぉ。資本主義の歴史、浅いけえじゃろ?株式は敷居が高いんじゃ。みなでやりゃ~、こわくないけぇ。
(松尾くん)うん、ムラ社会の「官民協調」資本主義や~て強調したか。短期決戦のアメリカじゃなかけん。会社同士で株を持つ「政策保有株」、ホーユー(そういう)のも日本流ばい。まぁ、解消に向かう企業もあるみたいばってん。
(田中くん)そうや、「新NISA(ニーサ)」、老後向け「iDeCo(イデコ)」なんか、非課税の「官民協調」・「投資信託」の二本(日本)柱。信託って投資のプロに任すんや。たった100円から長期分散運用、チヨウ、キブンええがなぁ~
「貯蓄から投資へ」?いうが、「積み立て型投資」って「貯蓄型投資」?!理解するの困難(混乱)や。「収穫」(リターン)も長期の「農耕コメ社会」らしさノーコー(濃厚)やけど、若者が自分で、老後の心配までするんかいな?これ~ローゴ(どこ)が新種(進取)の「渋沢精神」なんやろ?
(高橋さん)もともと、お金増やすのって、大変や、フヤスイ(悔しい)ねぇ~。個人投資家の時代、来とるんは分かった。いくら政府公認いうても調子乗りすぎはアカンやろ!(先生;その通り、やっぱり「中庸」が重要だよ、イゴノミクスの世界だよ。でもほどほどが難しいなぁ)
(村上さん)詐欺師につかまったらサギしく(寂しく)なっちゃう。うちのお母さん、投資の勧誘には「儲かるんだったら、とうして他人に勧めるの?」が口癖、はははぁ!
(副ゼミ長) 「安物買いの銭たま~る」、百均大好きなぼく、あのぅ、貯まった金で株やってまーす。パソコン4台並べて、デイトレーダー!結構、儲かるんですよ!(みんな;えーっ!なら早く教えてくれーだーっていいじゃない?)
では、また次回。(ピンポーン、チャイムリーン♪)
(画像は、渋沢栄一記念館 深谷市のHPより)