5月も半ばを過ぎて、新入生たちも大学生活に慣れてきたかな……
(先生) 今日はIくんから始めようか。
(学生Iくん) 超情報社会とか、何でも生成AIに聞け、なんていうわけで便利なんですが、フェイクも多くて騙されやすい、それどころかニセモノが世の中を動かすようなトンデモ(落ちない)時代ですから。「偽(ぎ)本主義」はどうですか。
(先生) そうだね、本物までニセモノ扱いされちゃ、かなわん。いったい何を、誰を信じていいのかなぁ。かつては「人本主義」といって人への確かな信頼があったんだがね、ほら昨今、車関係企業の「保険不正」とか「認証不正」なんて聞くと、ほんと人間まで怪しくなってきたぞ…「真なくんば立てず!」?って言いたいねぇ、、、
(学生Jくん) こんな時代、ぼくは「国(こく)本主義」と言いたいです。「国益」というと「え?」と思われるかも知れないけど、グローバル化が進むほど大事なのは「国益」でしょ?国のアイデンティティでしょ?
(先生) そうそう、「国益」を忘れた共存とか連携はありえないね。国際社会でも「情けは人(国)の為ならず」だと思いますよ、自立してこそ共存共栄!益モレするんだったら「共損共洩」の共倒れ、、、。国益も私益もおんなじ、独り占めしちゃいかんってことでしょう。それがぼくの言う共存・協生・中庸の「イゴノミクスの世界」だし、「エゴノミクスの世界」は禍の元です。
(学生Kさん) 「視本主義」はどうですか?よく「可視化する」とか言いますよね。見えないところで、何かが決まっちゃうって怖い感じしません?裏金問題もそうでしょ?ウラガ、ネー(ない)社会でなくっちゃ。
(先生) うんうん!そうだよ。「見えないものは大切」(星の王子さま)とか「大事なもんは見えない」とか聞くけど、大事なことほどオープンがいいな。逆に、よく聞く「監視社会」とやらは、もしそうなったら自由のない暗い社会、オカシカぁ(お可視化?オカシイ)、やっぱり明るくだよね。
まだまだ続く「〇本主義」論、では~、次回。(ピンポ~ン、パンポ~ン)