【ダジャレノミクス 金融・初級編③】お金の役割(蓄蔵手段)経済格差

ダジャレノミクス
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◇「イゴノミクスの世界」からみると、日本経済の現状は、GDP世界ランキング4位に後退―黒石四つ「置き石」の「四子(よんし)経済」!とでもいったらよいのでしょうか。かつてはアメリカに次ぐ2位の「二子(にし)経済」でした。石二つ分、力が落ちています。先日、株価が史上最高値、42,000円超えのニュースが流れましたが、どう動くのぶっか(株価・物価)の今後、気になります。

「お金の役割」、今回は3目。みんなさんかい(参加)してるね。今日のテーマは?ゼミ長から四六四九(よろしく)進めて九〇七一(くれない)?

(佐々木ゼミ長)八一(はい)!前回の(2)「流通手段」に続いて(3)「蓄蔵手段」です。今日も田中くんからチクゾウ(いくぞう)、お願いしまーす。

(田中くん)うん、マネーって(待って)ました。自分では〈田中家蓄蔵〉!なんて呼ばれたいくらい、貯めるの好きや。アルバイトのお金かじって節約、銀行に預けてるよ。これ、お金の「蓄蔵手段」。「(経済)価値保存」機能とも言われてまっせ。「座して食らえば山(=財産)も空し」って、ホンマかいな、大金持ちだと、そんなこと関係ないんだろうなぁ、うらまやしいワ。

(松尾くん)無駄遣いしない田中くん、立派。ぼくなんかあったらパッと遣っちゃう人間、けど余裕なかたい。この前は下宿近くの「一六銀行」(イチロクは/和、屋)から金借りたばってん、「質草」も流れてしもうたばい、こんチクゾウ(ちくしょう)、、、。田中くんは「消費ミニマリスト」?「清貧の思想家」?ただのけちん坊?

(田中くん)おい、おい、けちん坊だなんてケチカラン。な~んか、おれって心配性なんかも。もう親も大変やんけ、頼らんようせんと。自然災害も「戦争」だってあるし。社会人になったら少しでも「自動定期預金」とかテーキ(でき)ないか、考えてるんや。

(高橋さん)ふぅ~ん、すごいわ。さすが貯蓄好き国民らしいよ。「タンス預金」って言葉も聞いタンスけど、いま100兆円もの「タンス預金」があるんだって。あるところにはあるんですねぇ!ビックリ、目が回るけど、これじゃお金、天下に回らないよぉ、、、。

(松尾くん)でもねー、銀行預金は利息って超低いもん、まるで金庫みタンス(みたい)、仕方なかタンス

(先生)うん、うん。貯蓄は消費した残り、家計の貯蓄率みるとね、少子化も高齢化も進むばかりだし、かつての成長期の20%超からなんと一桁にまで下がっているよ。シュリンキング・ジャパン、あぁ寂しいなぁ、クシュン、、。「貯蓄から投資へ」ってフレーズも聞くんだけど、貯蓄できない家計も増えてるみたい。

(井上副ゼミ長)なんだか、四九・八九は/和、百八の煩悩に苦しむ日本経済の姿、それがちょっと見えた本日のゼミでした。一刻も早く新しい経済成長の軌道に乗るように、いろんなところでビジネス再起動が待たれます。ぼくたちもビジネスプランを出し合って地域の繁栄に貢献できるように努力していこう。では、また来週。(ピンポーン♪)

(画像は、7月15日、高崎の「市民活動センター・ソシアス」で開催された「第21回県民囲碁大会」、筆者も5段で参加、2勝2敗でした)

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