【ダジャレノミクス 外国為替・入門編】どこまで進む超円安?日銀・財務省の対応はいかに?

ダジャレノミクス


あるゼミナールでの話

(学生Aさん) 先生、このところ円安・ドル高が止まらないです。ドル(どう)したらいいんですか?このままだと、円安で輸入品価格が上がってしまいインフレで何でもブッカブッカ上がって、学生生活も困ります。
(先生) うん、うん、今154円、昨年の同じ頃は133円だったからね。日銀・財務省の思い切った決断と円買い・ドル売りの外国為替市場介入が必要でしょう。ドル(どれ)くらいの規模になるのがエーンカイ(円買い)、当局も検討しているはずだよ。いや、すでにオクメンもなく覆面介入をしているかもしれないな。
(学生Bくん) もともと、ドルって何で国際通貨なのですか?
(先生) アメリカは超大国ですからね、USドルは国際社会のどんな国境もツウカする力をもっているからなんですよ。
(学生Cさん) ダラーダラー(だらだら)していると、わたしはエーンエーン、大変なことになるのではと、すごく心配です。
(先生) 企業も原材料代が上がって経費が製品価格をコスト(超すと)赤字経営で苦しくなります。ドル価値を負~けっと(マーケット)くれないかと為替市場に介入したり、キンキュウ(金融)引締めもすべきだろうね。手遅れになったら円安圧力をカワセ(為替)なくなると思うよ。

 円安進行の背景には日本経済の体力の衰えがありそうです。これがいわゆる「老いるショック」なんですね。昨年、日本のGDP(国内総生産)はドイツに抜かれて世界4位に後退。金融政策などの目先の対応では、目先の効果しかありません。経済の立て直しには、根本的なイノベーション(技術革新)による新商品や新サービスの創造が欠かせないとソウゾウ(想像)します。

 やはり「改革なくして成長(グロース)なし」とは言え、ビジネス・アイディアや巨大プロジェクトは何グロスほど要るんでしょうか。大団となりますように!

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