〔景気の元は「気」でしょ!〕
(佐々木ゼミ長)そもそも景気・不景気(不況)は、なして繰り返すんでしょうね。
(村上さん)景気っていうから「気」でしょ!経済でも人の「気」つまり心理が絡んでる気がするよねぇ。
(井上くん)ふむふむ、そうじゃろ。売上げが増えたら次また増えると期待するし、企業にはライバルもある、強気、強気に動くわけでしょう。
〔景気は資本主義の元気じるし〕
(ゼミ長)こんな景気、不景気って、資本主義に特有なものなのかな?
(田中くん)やろね。資本主義以前に災害の影響とか別にして景気の変化あったなんて依然聞かへん。そやから、景気・不景気のメリハリあらへん経済は、資本主義らしい躍動感アラヘン(あら、変)のや。(先生:景気の変動は資本主義経済の鼓動、生き物であることの証明!ヘンに触ると狂暴に反撃されることもありですよ。暗闇より怖いのは無闇だね!)
〔景気・不景気の見きわめは、どうする?〕
(ゼミ長)「ボチボチでんな、わが社は!」なんて決まり文句しかデンナ(出ん)オヤジさんちのミクロの業績はともかく、問題はマクロの経済情勢が一体全体良いのか悪いのかでしょ?
(松尾くん)「景気が良か/悪か」ゆうばってん、見方が大事かとばい。変化の「方向」と「水準」のどちらで判断するのか、方向で見てピークアウトした「景気の後退」だと経済の水準は高いほうだし、まぁーだ景気良かとばいゆうて、不景気への交代にはアウト(合って)ないみたい。上昇か下降か―方向での景気判断が基本だろうけど、やすきにつくは人情の常。
〔景気はトンネルの中?天井と床(底)があるみたい〕
(ゼミ長)いつまでも続いてほしい好景気なんだけど、高橋さん。
(高橋さん)うん、だけどさ。景気って、なんか天井みたいなのがあって頭ぶつけて落ち込むし、落ちてきても底があってソコソコで回復し始めるのよね。ビリヤードならクッションみたいヤード。無理すると、バブル化のリスクあったり、ビリって底割れもあるんじゃない?早くトンネルから抜け出て欲しいって思うよ。
〔景気には一定の間隔(周期)がある〕
(松尾くん)なるほど、なるほど!それで景気は繰り返す「景気循環」たいね。
(田中くん)そや、先輩と自分の就活つい比べたり、アルバイトするとね、景気は繰り返すみたいな間隔があるんかなって、そんなカンカク(感覚)あるよ。
(ゼミ長)ふ~ん。毎年、いやいっつも美味しいケーキ食べたいけどねぇ、、、。じゃー続きは次回に。(ピンポーン、パンポーン♪)
※画像は「内閣府」資料、日本の景気循環