長年の碁友人のS氏のお誘いで、今年も昨年に続き大会参加(5段格)。開催は7月21日(海の日)、大会関係者の話では、小学生から90代の方までおよそ150人のエントリー、「高崎市 市民活動センター ソシアス」の会場は満員の盛況ぶりでした。

この日は、朝から猛烈な暑さ、マイボトルに「塩分チャージ」も持参。9時50分対局開始、持ち時間は45分、昼食の「登利平弁当」を挟んで4回戦まで、午後3時過ぎには終了。
結果は、無残にも1勝3敗、う~ん、残念至極、、、。
➀ 1回戦は、中盤にさしかかり激しい「コウ争い」となりました。私の大事な「かなめ石」の絡んだ戦いでしたが、幸いにもこちらに「コウ材」が多くあったため、コトなきを得てなんとかゴールイン。

大変だったのが、この後の3局。
② 2回戦―まさに、打ったのはうろ覚えの「星の定石」でした。石の方向を間違ってしまい、序盤からどうにもならない局勢に追い込まれ、そのまんま終局。
③ 3回戦は、相手の誇る鉄板ともいうべき「厚み」(強い勢力圏)に無防備に近づいてしまい、案の定「討ち死に」に。ヤキモチを焼いたらアカン、というのを何度繰り返すのやら。「囲碁道とは死ぬことと見つけたり」じゃなかばい、と大反省。
④ さて、気を取り直して最終局へ。相手は温厚実直?そうな風貌。今度こそと思いきや、相手のペースにすっかりハマり、こりゃいかんと「勝負手の一着」で起死回生を図るもボコボコにされておしまい。

・1回戦に勝ち〈なぁ~んだ、囲碁って簡単じゃない?〉いい気分でホイホイ臨んであえなく3連敗、、、。今回もいい勉強になりました。関係者の皆様、大変お世話になりありがとうございました。
◎ 今大会の実戦で改めて学んだ「イゴノミクスの世界」格言と法則
❶ 「コウ(劫)争いは、全局を制する」
― ときには大胆な経営戦略・戦術を打ち出す。胆力が必要。
❷ 「定石を覚えて二目弱くなり」
― 常識に頼ってばかりでは、停滞どころか衰退して滅ぶ。
❸ 「厚みに近寄るな」
― ビジネス界では強い相手に安易に近づいてはならない。時機を待つ。
❹ 「勝負手は起死回生の一着」か?
― 勝負手を繰り出すようではすでに敗勢かも。気付いたら渾身の一撃を。
★ 倒れて後已むのかな?きょうも我、ヨタへロ囲碁道を行く(^▽^)/
… お読みくださり、ありがとうございます!